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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー  単行本

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◎西加奈子さん
隣に座って、肩を叩いて、「一緒に考えない」
そう言ってくれました。
絶対に忘れたくない、大切な友達みたいな本です。

◎中川李枝子さん
子どもの感覚に、母ちゃんとともに脱帽。
先生方にも、ぜひ読んで欲しい。

◎三浦しをんさん
これは「異国に暮らすひとたちの話」ではなく、
「私たち一人一人の話」だ。

◎高橋源一郎さん
思わず考え込む。あるいは、胸をうたれる。
そして最後に、自分たちの子どもや社会について
考えざるをえなくなる。


大人の凝り固まった常識を、
子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、
落涙必至の等身大ノンフィクション。

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの
イカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。

連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。



はじめに

1 元底辺中学校への道

2 「glee/グリー」みたいな新学期

3 バッドでラップなクリスマス

4 スクール・ポリティクス

5 誰かの靴を履いてみること

6 プールサイドのあちら側とこちら側

7 ユニフォーム・ブギ

8 クールなのかジャパン

9 地雷だらけの多様性ワールド

10 母ちゃんの国にて

11 未来は君らの手の中

12 フォスター・チルドレンズ・ストーリー

13 いじめと皆勤賞のはざま

14 アイデンティティ熱のゆくえ

15 存在の耐えられない格差

16 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーン

出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2019/6/21)
発売日 ‏ : ‎ 2019/6/21
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 256ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4103526815
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103526810
寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm

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